や~今帰り?って、君、ひどい顔だね。なんだかぐったりしてるし、どうしたの?
えー、そんなに忙しいの?そりゃ疲れもたまるだろうな。まあ、君みたいに融通はきかない人ってさ、忙しくなると、休む時間もなくなるよね。
それでも音を上げないだけは、褒めてあげる。けど…ちょっとちょっと、なんで行っちゃうの?この僕を無視するなんて、君らしくもない。マッサージくらいなら、してあげてもいいかなって思ったんだけどな。
あら、君、僕の誘いを断るの?ぼくが疲れを癒やすとびっきりの方法を教えてあげるのに。
(手を掴む)君は、素直に僕の言うことを聞いていればいいんだ。いやとは言わせないよ。
まあ、いやだと言っても、僕は君の手を離さないけどね。大丈夫、僕を信じなよ。
(ドア閉める音)ここなら、なんの気兼ねもいらないよ、ゆっくりしていくといい。
って、あれ?どうしたの?そんなに緊張したって。ああ、そういえば君、初めてだったね、僕の部屋に来るの。遠慮しなくていいからさ。